ゆるり鑑賞 Yururi Kansho

映画や海外ドラマ、たまに本の感想を基本ネタバレで

300(スリーハンドレッド)

監督 ザック・スナイダー(2007年/アメリカ)
梅田ブルク7にて鑑賞。

【物語のはじまり】
紀元前480年、ペルシア大王クセルクセス(ロドリゴ・サントロ)は
スパルタを次なる標的に定め、服従の証を立てるよう迫る。
その要求を拒否したスパルタの王レオニダス(ジェラルド・バトラー)は、
スパルタの精鋭たち300人と、100万の軍勢を持つペルシア軍に立ち向かう事を
決意するが。。。

マンガです。コミックです。
基がアメリカン・コミックなので、予測はついてましたが。
しかも男子向きかと思われます(←性差別ではありません)。
王と王妃のラブシーンは、はたして必要あるんでしょうか?

妙に生々しいベッドシーン等は、男子受けを狙った演出の様に
思ってしまいました。

又、この手の映画には深いストーリー性など求めてないので、
自立したスパルタの女性の姿を描く必要なども無かったと思います。
戦死達の話で完結してた方が、かえって潔さを感じんやけどなぁ。
なぜ、マッチョな映画では必要不可欠な様に女性を絡めたがるのか、
というのは昔から私の疑問なんです。

実際の古代都市スパルタは厳格な階級制度だったようなので、
映画の中でスパルタ人が「自由」「民主主義」等と自分達の社会を
表現していたのには、ちょっとビックリしてしまいました。

映画を観終わった感想としては、「ロード・オブ・ザ・リング」の
ファラミア(デヴィッド・ウェンハム)の演じてた役が、
一番印象に残っておいしい役やん! という位でしょうか。
寂しい感想になってしまった。。。