ゆるり鑑賞 Yururi Kansho

映画や海外ドラマ、たまに本の感想を基本ネタバレで

ぼくの妻はシャルロット・ゲンズブール




監督 イヴァン・アタル
(2001年/フランス)

【物語】
パリに住むスポーツ記者イヴァンは、平凡な男だった。
妻が女優、シャルロット・ゲンズブールだという事を除けば。。。

シャルロットの私生活でのパートナーであるイヴァン・アタル
長編監督デビュー作です。
「フレンチなしあわせの見つけ方」を観たいなぁと思ったので、
その前に同監督のこの作品を観とこっかなと。

なんとなく予想していた通りの作品で、夫婦感の価値観の違いや、
家族の問題を軽いタッチで描いていて、楽しく観ました。

まー、シャルロットだから観る、という所もありますが。
少女の頃から持っている何かを失っていないと思わせてしまう数少ない一人。
親子ってその辺が似るんですね。ジェーン・バーキンは、年を重ねても
いつまでも中世的で少女っぽいし。

イヴァン・アタルもなかなか面白い人だなぁと印象を持ちました。
すこーしトホホな男を誇張してグッと情けなくしている感じで、
二人の実生活を覗いている気分には全くなりませんでした。
撮影所でのヌードシーンなども、ユニーク。

先日観た「恋愛睡眠のすすめ」では地味な役だったシャルロットも、
この映画ではファッションその他も含め非常に可愛いので、
ファンの人にはより一層楽しめる映画ですね。