ゆるり鑑賞 Yururi Kansho

映画や海外ドラマ、たまに本の感想を基本ネタバレで

恋愛適齢期

恋愛適齢期
監督 ナンシー・マイヤーズ
(2003年/アメリカ)

【物語のはじまり】
ハリー(ジャック・ニコルソン)は若い女性が大好きでリッチな独身貴族。
ある日、ガールフレンド(アマンダ・ピート)の別荘を訪れた彼は、
彼女の母親エリカ(ダイアン・キートン)と叔母(フランシス・マクドーマンド)に
バッタリ会ってしまう。。。

「ホリデイ」が楽しい映画だったので、前から気になっていた
ナンシー・マイヤーズ監督のこの作品。

J.ニコルソンには「恋愛小説家」以降、ひとくせある中年男性のイメージが
あると思いますが、今回もまた、板につきすぎっ。

そして、久しぶりにお目にかかったダイアン・キートンの笑顔が素敵でした。
頭はいいけど、ちょっとおかたいキャラクターがダイアンにピッタリ。

それから、好青年を演じている時のキアヌ・リーブスはやっぱりかっこええ〜!
これですよ! このさわやかさ! J.ニコルソンのギラギラしたいやらしさと好対照。
まっ、あくまでもミーハーな意見ですが、正直、「マトリックス」とか全然興味ないんで、
今後はこの路線でたのんます。(笑)

予想どおりの楽しい作品でしたが、個人的には「ホリデイ」の方が
ある意味おとぎ話みたいで好きかも。

私としては、お気に入りのフランシス・マクドーマンドの露出が
もう少し欲しいところでした。

※ここからネタバレ含みます!
大人が主人公なんで、もう少しほろ苦い結末の方が余韻があって好き。
それに、最後にあんな形であっさりキアヌを振ってしまうエリカなんて
嫌いだ〜!(←主人公やからって、もてすぎやろっ)