ゆるり鑑賞 Yururi Kansho

映画や海外ドラマ、たまに本の感想を基本ネタバレで

ホリデイ

ホリデイ
監督 ナンシー・マイヤーズ
(2006年/アメリカ)

梅田ブルク7で観てきました。

【物語のはじまり】
ビバリーヒルズに住む映画予告編製作会社社長アマンダ(キャメロン・ディアス)と、
ロンドン郊外に住む新聞記者のアイリス(ケイト・ウィンスレット)。
クリスマス直前、それぞれ恋に破れた2人は、ネットを介して
“ホーム・エクスチェンジ”をすることに。。。

やー、予想通りのラブコメディで、楽しかったです。
この映画で主要な人物を演じた4人は、各々好感度が上がりそうな役所でした。
特に、ケイト・ウィンスレット! 実は、あまり好きじゃなかったんですよ、
なんか野太くてごっつい感じが。。。
でもこの役では、育ちはよさそうやけど今ひつと垢抜けてない感じの持ち味が出てて、
なかなか好感もてました。

ジュード・ロウはめずらしく、怪しいところのないフツーにいいヤツの役で、
女性ファンが増えたのではないでしょうか。初めてかっこいいと思いました。

キャミーに関しては、もう言うことないですね。本領発揮で安心して観られます。
ファッションも可愛かった(特に部屋着)し、目の保養にも。
J.ロウとキャミーのじゃれあうシーンが、ちょっと長くて退屈しましたが。。。

ジャック・ブラックは、J.キューザック主演の音楽オタク映画「ハイ・フィデリティ」
(またの機会に書くことにします)から好きな俳優の一人です。
スクール・オブ・ロック」みたいにキャラを前面に押し出した主役の時よりも、
この役みたいにちょっと控えめな感じで出ている方がいいんですが、
正直、ちょっとヒネリが欲しかったですね。勿体無い気がしました。

他にも、かわいい犬、かわいい子供、そして効果的な有名人のカメオ出演と、
ここまでやったらどう考えても、おもしろくてあたり前な感じの映画です。

リアリティを求める対象の映画ではないので、こんな事ありえない!
などと考えてはいけません。
リラックスして観て、笑って楽しんだ人が勝ちです。あ〜おもしろかった!

ナンシー・マイヤーズ監督「恋愛適齢期」は前から気になっていたのですが、
今回この映画が楽しかったので、ぜひ観よう!と思いました。