ゆるり鑑賞 Yururi Kansho

映画や海外ドラマ、たまに本の感想を基本ネタバレで

パフューム

先日梅田ブルク7で観た「パヒューム」のお話しを。

【物語のはじまり】
18世紀のパリ、香りに対し類いまれなき才能を持って生まれ落ちた
ジャン=バティスト・グルヌイユ(ベン・ウィショー)。
偶然出会った少女の芳しい香りが忘れられず、
香りを残すために調香師になろうとするが。。。

最後迄観た感想を一言で言ってしまえば、ありえねえっつーの! という話なんですが。
反面、のめりこみ度は高い映画で、冒頭から引き込まれます。
総合的にみてバランスがとれていないし、万人にお勧めはできませんが、
やっぱり映画はこうでないと!という不思議な力があるので、勿体無い。

ベン・ウィショーが好いです。
残酷・利己的でありながら、どこか無垢な主人公を体で表現していました。
この映画でダスティン・ホフマンだけは異色でしたね。唯一ユーモラスな存在。
ホッと一息つける部分でした。
それからアラン・リックマン 、また出てました。なんか、しょっちゅうお見かけするような
気がします。また、うまいし。

それにしても、ラストに近いあたりから気持ちが白けてしまったので、
あのあたりの演出はもう少し納得いく感じにしてほしかった。
原作ではどうなっているのか気になるのでさっそく読んでみたいと思います。

ちなみに、唯一私が好きだなと思い、気の向いた時だけつけてる香水は、
資生堂の「ホワイトローズナチュラル」です。
ホワイトローズナチュラル