ゆるり鑑賞 Yururi Kansho

映画や海外ドラマ、たまに本の感想を基本ネタバレで

メリンダとメリンダ

監督 ウディ・アレン
(2004年/アメリカ)

「モーツァルトとクジラ」のラダ・ミッチェルがキュートだったので、
「メリンダとメリンダ」をDVD鑑賞しました。

同じような設定で始まる話を、悲劇・喜劇それぞれに
ストーリ進行させるという設定です。

喜劇の方はウディ・アレンらしく心地よく楽しく観れました。
特にホビー役のウィル・フェレルがよかった。

ウディ・アレンじゃなくて彼がこの役を演じた事で、
この物語のカップルの可愛さや親近感が出たと思います。
ラダも可愛いかったし(ウィル・フェレルの存在感の方が確実にありましたが)。

※ここからちょいネタバレなのでご注意下さい

「スコルピオンの恋まじない」なんかでは、
ヘレン・ハントがウディ・アレンなんかにメロメロになるわけがない!
(そういう設定でないと始まらない話にもかかわらず)と、
今ひとつ映画のおもしろさに集中できませんでしたが、
今回は心おきなく楽しめました。

※ここまで。

ところで、悲劇の方はどうってことないお話なんですが、
あの「キンキーブーツ」で見事にドラッグクィーンを演じた
チュイテル・エジオフォー(名前が覚えられへん。。。)が出てました。

この人、「ラブ・アクチュアリー」の時もそうでしたが、
いわゆる普通のモテ男を演じると印象薄いですね。。。
「キンキーブーツ」の時はサイコーに輝いてたのに。
同じ俳優とは思えない謎めいた人です。

わたくし、今日はちょっとお疲れ気味だったのですが、
この映画はボーッと楽に観れてあっー、楽しかったです。