ゆるり鑑賞 Yururi Kansho

映画や海外ドラマ、たまに本の感想を基本ネタバレで

モーツァルトとクジラ

監督 ペッター・ネス
(2004年/アメリカ)


今日は水曜日で、バイトもお休み〜。
遅ればせながらこの作品を観に行きましたが、
祝日で女性半額の日ってこんなに混んでるんですかぁと実感。
ちょっと甘くみてたので、整理券ギリギリ取れた感じです。
ロフト前で偶然会った知り合いが「今からだと立ち見って言われたから、
別の映画にするわ〜」と立ち去って行きました。。。

【物語のはじまり】
アスペルガー症候群という個性を持ったドナルド。同じような環境の
仲間達を集めて、少しでも周りに適応する力を持つための集会を開いている。
その会にドナルドと同じアスペルガー症候群のイサベラ(イジー)が参加。
自由奔放に振るまいながらも自分と同じような悩みをかかえるイジーに
恋するドナルド。

それにしても、ジョシュ・ハートネットには情けない表情が似合う。
(「ラッキーナンバー7」の時の情けない顔炸裂!には及ばないと思いますが)
この人元々泣き顔系ですよね。ガンバレ!と心の中で思いながら観ていました。

それはさておき、登場人物各々がイキイキとしていて、
個々のキャラクターに自然に愛着を持つ映画でした。
特に、イザベル(イジー)役のラダ・ミッチェルにはまりましたね〜。
なんかキラッキラッした感じで引き込まれました。
ファッションもちょっとエキセントリックな感じがなんともかわいい。
実は彼女の事はよく知らないんですけど(「ネバーランド」に出演してるん
ですね。覚えてない。。。)、ウディ・アレン「メリンダとメリンダ」にも
出ているらしいので、DVDで観てみたいと思います。

ところでこの映画、いろんな意味でかわいくって、よかったんですが、
音楽が私好みでなかったのが残念です。
ぐぅーっと気持ちが盛り上がってきた時にジャジャーン!っていう感じで
BGM入って、ちょっと醒める。。。私には少しうるさく感じました。
映画「マリーアントワネット」なんかでは反対に、映画の内容と関係ないような音楽が、
ゴキゲンな感じですんなり入ってきてよかったんですよぉ。
この映画の場合、曲が好みじゃないせいもあると思いますが、
曲の詞と映画の内容をからめようとしずぎた感じがしました。

それにしても、一人で映画を(しかも、今日は2本)見られるしあわせ。
ありがたいですなぁ〜。配偶者や周りのみなさんに感謝。