ゆるり鑑賞 Yururi Kansho

映画や海外ドラマ、たまに本の感想を基本ネタバレで

6月第1週/第2週から公開(大阪市内)の映画で気になるのは

5月も、もう終わりですね
北山緑化植物園では、たくさんの薔薇が出迎えてくれました

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淡いピングが上品なイングリッシュローズ、セントセシリア

 

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ローブリッターが咲き乱れていました。あ〜、可愛い

 

美しいバラ達の中で、特に香りの強いシャポードゥナポレオン

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ダマスク系の素晴らしい香り

 

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緑に囲まれ、清々しい気持ちになりました

 

明日から&来週末から大阪市内で上映の気になる映画をチェックします
今回は先行上映などがあって、ちょっとスケジュールややこしいです

 

※6月9日(土)からのスケジュールに
「フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法」
「それから」
の2作品を追記しました

 

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5月第3週/第4週から公開(大阪市内)の映画で気になるのは

約一年ぶりのサノフラワーのレッスン
作業中は、無心になれる!

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ナチュラルなカラーなので、インテリアの邪魔をしないのもいいんだなぁ
サノーという樹の幹や、ゴムの木の葉を材料としています


遅くなってしまいましたが、今日から&来週末から大阪市内で上映される、気になる映画です

※「ファントム・スレッド」が抜けてたので、追記しました!

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「君の名前で僕を呼んで」〜勘違いでも美しい〜

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公式サイト:http://cmbyn-movie.jp/

監督・プロデューサー:ルカ・グァダニーノ
脚色・プロデューサー:ジェームズ・アイヴォリー
原作:アドレ・アシマン
プロデューサー:ピーター・スピアーズ / ハワード・ローゼンマン
撮影監督:サヨムプー・ムックディプローム
編集:ヴァルテル・ファサーノ
プロダクションデザイン:サミュエル・デオール
衣装デザイン:ジュリア・ピエルサンティ
挿入歌:スフィアン・スティーヴンス
美術監督:ロベルト・フェデリコ
セットデコレーター:ヴィオランテ・ヴィスコンティ
(2017年 イタリア/フランス/ブラジル/アメリカ制作 132分)
原題:CALL ME BY YOUR NAME

※ネタバレを含みます

【ストーリー】
1983年夏、北イタリアの避暑地。17歳のエリオ(ティモシー・シャラメ)は、アメリカからやって来た24歳の大学院生オリヴァー(アーミー・ハマー)と出会う。彼は大学教授の父(マイケル・スタールバーグ)の助手で、夏の間をエリオたち家族と暮らす。はじめは自信に満ちたオリヴァーの態度に反発を感じるエリオだったが、まるで不思議な磁石があるように、ふたりは引きつけあったり反発したり、いつしか近づいていく。やがて激しく恋に落ちるふたり。しかし夏の終わりとともにオリヴァーが去る日が近づく……。
(公式サイトより転記させていただきました)


タイトルバックの画像や音楽の使い方など、80年代の映画か?と思わせるノスタルジィ溢れる作品でした
かつてのアイヴォリー組の作品から感じたような煌めき、、、とまではいきませんでしたが、こういう「美しい」映画が見られるのはとても嬉しいのです。
そして、オリヴァーのダンスに笑いました、フフフ

一言でいってしまうと「バカンスで出会った狂おしい初恋!」という映画です

甘美だったり、苦かったり、それが大いなる勘違いだったと気づく前に終わった恋は、美しいですね
(「恋」なんて所詮錯覚という前提でです、ハイ)
少なくてもその時の気持ちは本物だから、人生の中でかけがえのない一瞬として刻まれるのかな
原作では、この出来事を後に回想するという構成になっていると知って、なんとなく腑に落ちました 

君の名前で僕を呼んで (マグノリアブックス)

君の名前で僕を呼んで (マグノリアブックス)

 

イタリアの田舎の夏、まばゆい陽光ときらめく水しぶき、涼しげな木陰、
そこにSufjan Stevensの甘酸っぱい音楽
と、綺麗な要素満載ですが、そんなモノにはだまされてはいけません(笑) 

「君の名前で僕を呼んで」オリジナル・サウンドトラック

「君の名前で僕を呼んで」オリジナル・サウンドトラック

 

ラスト近く、父親がエリオに優しく語りかけるシーンがこの作品のキモだと思います
鈍くなった私の感受性にも響いたこの言葉は、ほぼ原作通りだということなので、原作読むかな〜

エリオの父親役は「シェイプ・オブ・ウォーター」ではホフステトラー博士役だったマイケル・スタールバーグ
実に様々な作品で、個性的な役を演じています

芸術・文化的に豊かで自由な思想の家庭で育った主人公は、数少ない恵まれた環境にある訳です
こんな父親(しかも80年代)、そういないでしょう!

エリオの母役のアミラ・カサールも、落ち着きと品を感じさせる美しさで、いいキャスティングです

そして、エリオの初恋の相手オリヴァー役のアーミー・ハマー
オリヴァーのファッションや踊り、80年代なのを考慮してもダサすぎて笑えます!
確かに、ファッショナブルじゃないアメリカ人のイメージそのものではあるのですが(笑)

アーミー・ハマーは、ハンサムだけど個性を感じないというか、ヘタすると凡庸な感じがしてしまうタイプの俳優さんかもしれません
脇役で性格悪い役とか、似合うかも(あくまでも個人的感想なのでスミマセン)
今回は、エリオとは違い常識的でフツーな人生を歩んでいきそうな、そんなオリヴァーにハマってたと思います

ティモシー・シャラメくん、ナチュラルでリアリティある演技で、瑞々しさもあり良いのですが。。。。
正直、エリオかオリヴァー、どちらかが個人的にもう少し魅力を感じる俳優さんだったら、もっとこの映画に入り込めたかなと
こればっかりは、好みなんで仕方ないところです

 

「隣人が原作小説の映画化の権利を持っていて」というジェームズ・アイヴォリーのインタビュー、必然というかそういう偶然ってあるもんなんですね

  

大阪ステーションシティシネマにて鑑賞

5月第1週/第2週から公開(大阪市内)の映画で気になるのは

先日注文した河内晩柑が、届きました〜

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今の時期は、ジューシーですっきりした美味しさです
ただ、暑くなると保存場所が悩ましいところです
果物専用の冷蔵庫が欲しい!

「ゴールデンウィーク」真っ只中
今週末から大阪市内で上映予定の、気になる映画をチェックします

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4月第3週/第4週から公開(大阪市内)の映画で気になるのは

駅から実家までの道のり、クレマチスや薔薇といった初夏の花が目につくようになってきました

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毎年楽しみにしているドイツ菓子店の薔薇も、いつもより早く満開に

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4月とは思えない暑さですね


今週末から上映予定の気になる映画をチェックします

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4月第1週/第2週から公開(大阪市内)の映画で気になるのは

昨日まで初夏のような気候でしたが、今日から少し春に戻った感じですね

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日曜日、石山寺に行ってきました。
ここは、色々な桜やミツバツツジが綺麗なのですが、、、

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本当のお目当てはお寺近くの和菓子やさん、茶丈藤村(さじょうとうそん)
2013年に訪れてから、また食べたいな〜と思っていたのです

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出来立てのわらび餅は、最高に美味しかった!
あぁ、もっと近場にあったら頻繁に行くのに〜


さて、今週末から上映予定の気になる映画をチェックします

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3月第4週/第5週から公開(大阪市内)の映画で気になるのは

今週はずっと天気が悪くて、寒かったですねー
今日は久しぶりの晴れ間にホッとしました
そろそろ冬コートを、クリーニングに出そうかな

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実家近くのケーキ屋さん、窓辺のヴィオラが可愛い

今週末から上映予定の、気になる映画をチェックします

※「修道士は沈黙する」「ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ」を追記しました

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3月第2週/第3週から公開(大阪市内)の映画で気になるのは

大阪城の梅が綺麗に咲き、今年も花粉とPM2.5と黄砂に悩まされる季節となりました

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今朝の第90回アカデミー賞授賞式の中継、ワクワク、ドキドキ、ウルウルのひと時が終わり、今は現実に戻っています
そんな現実をひと時忘れさせてくれるかもしれない、素敵な映画に今週も

出会えるかな〜?!

 

追記:「欲望の翼」(3月17日〜)を追記しました

 

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2月第4週/3月第1週から公開(大阪市内)の映画で気になるのは

幾重にも重なった花弁が可愛い、ラナンキュラス

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お花屋さんの店先で見かけると、つい覗き込んでしまいます
少し春の気配を感じるようになってきましたね

明日から上映の作品で気になるのは

追記:
「しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス」3月3日からの上映でした
間違った日程であげてしまい、申し訳ありません
半分寝ながらの入力、反省しております

 

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2月第2週/第3週から公開(大阪市内)の映画で気になるのは

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冬に咲いている花は、一生懸命な感じがしますね
どの季節の花もみんな同じように頑張ってるとはわかってるのですが
吹き荒ぶ風が冷たければ冷たいほど、健気に見えてくるもんです

それにしても、今年は寒い冬となりました
皆さま、ビタミンCを摂取してご自愛くださいませ

こんな時期は人ごみを避け、お家で暖かく過ごすのが安全策とはわかっていますが、今日からも見逃せない映画が続々上映されます

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