ゆるり鑑賞 Yururi Kansho

映画や海外ドラマ、たまに本の感想を基本ネタバレで

5月第1週/第2週から公開(大阪市内)の映画で気になるのは

先日注文した河内晩柑が、届きました〜

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今の時期は、ジューシーですっきりした美味しさです
ただ、暑くなると保存場所が悩ましいところです
果物専用の冷蔵庫が欲しい!

「ゴールデンウィーク」真っ只中
今週末から大阪市内で上映予定の、気になる映画をチェックします

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4月第3週/第4週から公開(大阪市内)の映画で気になるのは

駅から実家までの道のり、クレマチスや薔薇といった初夏の花が目につくようになってきました

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毎年楽しみにしているドイツ菓子店の薔薇も、いつもより早く満開に

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4月とは思えない暑さですね


今週末から上映予定の気になる映画をチェックします

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4月第1週/第2週から公開(大阪市内)の映画で気になるのは

昨日まで初夏のような気候でしたが、今日から少し春に戻った感じですね

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日曜日、石山寺に行ってきました。
ここは、色々な桜やミツバツツジが綺麗なのですが、、、

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本当のお目当てはお寺近くの和菓子やさん、茶丈藤村(さじょうとうそん)
2013年に訪れてから、また食べたいな〜と思っていたのです

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出来立てのわらび餅は、最高に美味しかった!
あぁ、もっと近場にあったら頻繁に行くのに〜


さて、今週末から上映予定の気になる映画をチェックします

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3月第4週/第5週から公開(大阪市内)の映画で気になるのは

今週はずっと天気が悪くて、寒かったですねー
今日は久しぶりの晴れ間にホッとしました
そろそろ冬コートを、クリーニングに出そうかな

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実家近くのケーキ屋さん、窓辺のヴィオラが可愛い

今週末から上映予定の、気になる映画をチェックします

※「修道士は沈黙する」「ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ」を追記しました

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3月第2週/第3週から公開(大阪市内)の映画で気になるのは

大阪城の梅が綺麗に咲き、今年も花粉とPM2.5と黄砂に悩まされる季節となりました

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今朝の第90回アカデミー賞授賞式の中継、ワクワク、ドキドキ、ウルウルのひと時が終わり、今は現実に戻っています
そんな現実をひと時忘れさせてくれるかもしれない、素敵な映画に今週も

出会えるかな〜?!

 

追記:「欲望の翼」(3月17日〜)を追記しました

 

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2月第4週/3月第1週から公開(大阪市内)の映画で気になるのは

幾重にも重なった花弁が可愛い、ラナンキュラス

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お花屋さんの店先で見かけると、つい覗き込んでしまいます
少し春の気配を感じるようになってきましたね

明日から上映の作品で気になるのは

追記:
「しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス」3月3日からの上映でした
間違った日程であげてしまい、申し訳ありません
半分寝ながらの入力、反省しております

 

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2月第2週/第3週から公開(大阪市内)の映画で気になるのは

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冬に咲いている花は、一生懸命な感じがしますね
どの季節の花もみんな同じように頑張ってるとはわかってるのですが
吹き荒ぶ風が冷たければ冷たいほど、健気に見えてくるもんです

それにしても、今年は寒い冬となりました
皆さま、ビタミンCを摂取してご自愛くださいませ

こんな時期は人ごみを避け、お家で暖かく過ごすのが安全策とはわかっていますが、今日からも見逃せない映画が続々上映されます

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2017年、印象に残った映画のこと

早くも2月を迎えてしまいましたが、毎年恒例、昨年見た映画の振り返りにお付き合いください


昨年54本見た中で、好き!と最初に思い出したのが

「パターソン」

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今思い返しても好きだったなー、この映画のリズム
あまり決めつけたくないけど、ジャームッシュ監督とは相性が良いとしみじみ感じます

ニュージャージー州パターソンに住むバス運転手のパターソンの一週間が淡々と描かれる
ただそれだけなんですが、温かな感情が静かに沸き起こってくるような作品です
アダム・ドライバーも良かったですね、なんか愛おしくなるくらい
ささやかでも自分自身の中に心豊かに過ごせる何かを見つけていきたい、そんな気持ちになる作品でした

パターソン [DVD]

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「スウィート17モンスター」
ネクラな青春をコメディにしてしまうというパターンは昔からあるけど、ネイディーンの場合、外見じゃなくそのひん曲がった性格にかなり問題があるのです、ハイ
そんなネイディーンを「トゥルー・グリット」で存在感半端なかったヘイリー・スタインフェルドが演じています
やっぱり、上手いですね〜
ウディ・ハレルソン演じる教師も、個人的にすごいツボだった
こんな、ゆるいボケで返してくれる先生が欲しいわ!と思います

モンスターばりに困ったちゃんの主人公だけど、なんか憎めなくてね
面白がりながらも、自分もかつてこういう一面があったよなーと恥ずかしく思い返したりしていました
予測はつくと思いますが、もちろん彼女の成長物語です

スウィート17モンスター [DVD]

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「ボブという名の猫」
「お約束の、猫映画」で片付けてしまいたくないくらい、ボブの一挙一動から目が離せない!
ご贔屓のルーク・トレッダウェイも、もちろん良かったのですが。。。。
媚びない凛とした美しさとふてぶてしい逞しさを併せ持つ、本人(猫)の存在感と、その再現力は圧巻です

同じく、犬または猫が登場する映画では「僕のワンダフルライフ」「猫が教えてくれたこと」も良かったんですが、ボブの圧倒的なカリスマ性の前には霞んでしまうというのが、正直なところ

ボブという名の猫 幸せのハイタッチ DVD

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さて、冷静に考えてみると

「この世界の片隅に」
「ラ・ラ・ランド」
も素晴らしい映画ですが、この2本はすでに稚ブログ上で紹介済みなので、今回は省かせていただきます

で次に、
「マンチェスター・バイ・ザ・シー」
登場人物それぞれの心情に乗っかってしまい、なかなかしんどい
ケイシー・アフレックもミッシェル・ウィリアムズも上手すぎて、泣ける。。。
強烈な印象を残し、しばらく頭から離れなかった作品
人間の弱さ、愛情、持たずにはいられない希望など、リアルに感じさせる


「オン・ザ・ミルキーロード」
久しぶりに見たクストリッツァ作品は、見応えたっぷりなアドベンチャー
地球のマントルのような、底知れぬパワーというか熱さを感じさせくれる映画です
農耕民族にはない感性かも、といつも思ってしまいます
それにしても、エミール・クストリッツァってほんと、チャーミングだよね


「ローサは密告された」
フィリピン、マニラで暮らす一家に起きた事件がリアルに描かれていて、前のめりになって見てしまいました

日本で暮らしている私の常識ではちょっと通用しそうにもない社会の厳しさに、何とも言えない絶望的な気持ちになります。
が、主人公の逞しさにはある種の感動を覚えたほど

「女神の見えざる手」
ジェシカ・チャステインが好きな人なら、文句なしに楽しめるのでは
サスペンスとしても、政治の裏世界を垣間見る映画としても良くできている作品だと思います


その他にも、神秘的で美しい映像に息を飲んだ「沈黙」や、
「婚約者の友人」のモノクロ映像など、視覚的に印象に残った作品もありました


さて、番外編として映画館ではなく家で見た映画

「セトウツミ」(2016)
男子高校生二人が、放課後に川べりでダラダラ喋るだけの映画
これが、面白かった!
実は繰り返し3回見たというハマりよう(笑)

原作の漫画は読んでませんが、映像で見るこの二人の絶妙な間がなんとも好み
会話のくだらなさが、心地よい〜
菅田将暉さんは大阪の子やからわかるけど、池松壮亮さんの関西弁もなかなかでした
将暉くん、「火花」よりこっちの方がずっと個性生きてる気がします

セトウツミ [DVD]

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せっかく良い映画を見てもすぐに忘れてしまうので、一作品ずつ思い出しながら振り返るのは良い機会です

以上、ありがとうございました

 

【関連する記事】

【ヘイリー・スタインフェルド出演作】

【ジム・ジャームッシュ作品】

「スリー・ビルボード」〜早くも今年一番の映画、この厚みある描き方が好き〜

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公式サイト:http://www.foxmovies-jp.com/threebillboards/
※音声が出ますのでご注意ください


脚本・監督・製作:マーティン・マクドナー
製作:グレアム・ブロードベント、ピート・チャーニン
撮影監督:ベン・デイヴィス
音楽:カーター・バーウェル
(2017年 制作 116分)
原題:THREE BILLBOARDS OUTSIDE EBBING, MISSOURI

※ネタバレを含みます

【ストーリー】
アメリカのミズーリ州
田舎町を貫く道路に並ぶ3枚の広告看板に、地元警察を批判するメッセージを出したのは、7カ月前に何者かに娘を殺されたミルドレッド・ヘイズ(フランシス・マクドーマンド)
何の進展もない捜査状況に腹を立てたミルドレッドがケンカを売ったのだ
(公式サイトより転記させていただきました)


グイグイ引き込まれる、先の見えない展開
底辺に流れる緊張感、なのにユーモアを感じさせる

 

マクドーマンドが主役だし、クスッと笑えるところもあるコーエン兄弟ばりのクライムサスペンスかと思いきや。。。

話が進むにつれ、温かなヒューマンドラマ的要素も感じさせられ
見ている側は「人を許すとは」などという事に、思いを馳せてしまうわけです


人の描き方が薄っぺらくない、見応えのある作品でした

 

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娘を殺されたミルドレッドを主とした群像劇で、警察署長ウィロビー(ウディ・ハレルソン)や、巡査ディクソン(サム・ロックウェル)の人生も思わぬ方向に展開して行きます

ミルドレッドの娘に対する「後悔する気持ち」を軸に話を進めるのではなく、彼女の怒りの矛先が地元警察へと向かう事が中心になっているところが良いですね
母親が後悔の念に苛まれてウジウジとした展開になる。。。なんてちっとも面白く無いですからね(笑)

そんなミルドレッドの出した広告は、直接ウィロビー署長を名指ししたものでした
しかし、ウィロビー(ウディ・ハレルソン)は人格者で捜査に手を抜いているとは思えないのです

ここら辺が西洋社会っぽいのかなーと思うのですが、日本だったらまず名指しは無いですよね
責任の所在をはっきりさせるところが、アメリカらしいのか、はたまたミルドレッドらしいのか?

人気のある署長を攻撃したものだから、逆にミルドレッドは非難されてしまいます
アメリカ南部田舎町の閉塞感!をビシバシ感じる展開です
広告を良く思わない歯医者の攻撃に、ミルドレッドが反撃するシーンには笑ったけど、そんな彼女を放置しておいて本当に良いのか?とちょっと心配になってしまいました

 

ここに絡んでくるのが、人種差別主義者のディクソンです
いやー、最低なヤツなんですよ
すぐ暴力振るうし、母親のいいなりで、一番悪いのは仕事をしないこと!
ミルドレッドの広告、ディクソンの名前でも良かったんじゃ無いの?と一瞬思いますが、彼はたかだか巡査ですからねー

しかし、このディクソンが後々キーパーソンになるのだから、面白い映画です

彼が運び込まれた病室で、広告屋のレッド(ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ)の親切に直面するシーンは、可笑しくて、すごくジンワリきてしまいます
涙誘われるような展開にやられました

 

ミルドレッドの元夫チャーリー(ジョン・ホークス)や、彼女に好意を寄せるジェームズ(ピーター・ディンクレイジ)のキャラクターもすごくイイ!
ジェームズみたいな男性は、すごく好きだな〜私

 

容疑者と思われた人物が、過去にイラクに派兵されたいたらしいなど、アメリカの暗い闇の部分も感じさせながら、最後には温かな気持ちにさせるこの不思議な映画にすっかり魅せられました


TOHOシネマズ梅田にて鑑賞

1月第4週/2月第1週から公開(大阪市内)の映画で気になるのは

今年もカカオにこだわってます、阪急うめだの「バレンタインチョコレート博覧会」
ソフトクリーム目当てに行ってまいりました(とりあえず一回目)

「チョコのワンダーランド」で亜土ちゃんのチョコを衝動買いしてしまった。。。

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ネットでいつでも買えるみたいですが、出会った時=買い時ですよね
亜土ちゃんモノを手に入れたのは、小学生の時以来だわー

 

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ディスプレイ、派手(笑)

 

さて、今日から上映されている作品も含め、今週末からの映画をチェックしてみます

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